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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻4号

2001年04月発行

文献概要

今月の主題 Geriatrics—高齢者のQOLをみる医療 Geriatric syndrome—高齢者特有の病態

転倒

著者: 小宮山純1

所属機関: 1平塚共済病院神経内科

ページ範囲:P.606 - P.608

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ポイント
 転倒は高齢者における不慮の死亡原因の3位で,大腿骨頸部骨折後に死亡例が多い.死亡しないまでも寝たきり要因となる.
 原因は多要因であり,バランス・歩行障害,認知障害,薬物,活動状況,環境要因が絡み合わさって生じる.
 バランス障害があっても神経学的評価で検出できないことがあり,歩行・平衡機能評価が必要になる.包括的な転倒評価により危険因子を確認し,転倒予防を行う(ヒッププロテクターなど).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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