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文献概要
新薬情報・9
塩酸パロキセチン水和物(パキシル®)
著者: 越前宏俊1
所属機関: 1明治薬科大学薬物治療学
ページ範囲:P.728 - P.730
文献購入ページに移動適応■うつ病・うつ状態,パニック障害
用法・用量■剤型はパロキセチン10mgまたは20mgを含む錠剤である.日本の添付文書ではうつ病に対しては,成人では10〜40mgを,またパニック障害に対しては30mgを,それぞれ1日1回夕食後に経口投与するよう指示されている(米国では必ずしも夕食後の指示はなく,通常,朝に食前または食後に服用するよう指示されている).いずれの適応も10〜20mgから投与を開始し,1週ことに10mg/日で増量するとされている.最大効果の発現には2週間前後を要する.
用法・用量■剤型はパロキセチン10mgまたは20mgを含む錠剤である.日本の添付文書ではうつ病に対しては,成人では10〜40mgを,またパニック障害に対しては30mgを,それぞれ1日1回夕食後に経口投与するよう指示されている(米国では必ずしも夕食後の指示はなく,通常,朝に食前または食後に服用するよう指示されている).いずれの適応も10〜20mgから投与を開始し,1週ことに10mg/日で増量するとされている.最大効果の発現には2週間前後を要する.
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