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文献概要
今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー 症状からのアプローチ
不穏状態
著者: 保坂隆1
所属機関: 1東海大学医学部精神科
ページ範囲:P.798 - P.799
文献購入ページに移動まず不穏を落ちつかせようと薬剤でセデーションを図ると,意識障害によるものである場合には,その後の経過観察に悪影響を与える.
抗ドパミン剤によるアカシジア(静座不能症)も不穏と思われてしまうことがある。診断のポイントは,患者本人でさえ「なぜかわからないがじっとしていられない」といった意味のことを言う点である.
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