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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻5号

2001年05月発行

文献概要

今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー ターニングポイントの判断

乏尿—輸液負荷か利尿剤か?

著者: 須藤博1

所属機関: 1東海大学医学部腎・代謝内科

ページ範囲:P.830 - P.831

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ポイント
 治療可能な腎前性腎不全を見逃さないこと.常に腎前性の要素を探す意識が必要である.
 体液量の評価をせずに利尿剤を投与しない.
 腎前性,腎性の鑑別診断は検査所晃だけでなく,常に臨床像と合わせて判断する.
 腎前性要素があると判断できたときには,等張液で輸液負荷を行う.
 迷ったときには専門医とともに迷うプロセスも経験すること.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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