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今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー ターニングポイントの判断
著明な血圧上昇—降圧剤の使用をどうするか?
著者: 前野哲博1
所属機関: 1筑波大学附属病院卒後臨床研修部
ページ範囲:P.836 - P.838
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▶著明な血圧上昇を認めた場合,高血圧緊急症を鑑別するためには臓器障害の有無を確認することが大切である.
▶臓器障害の心配のない,いわゆる偽緊急症(pseudoemergencies)では一般的には降圧の適応はない.
▶高血圧緊急症の治療には,nifedipine(アダラート®)の舌下投与ではなく,経静脈投与で,降圧薬を使用すべきである.
▶著明な血圧上昇を認めた場合,高血圧緊急症を鑑別するためには臓器障害の有無を確認することが大切である.
▶臓器障害の心配のない,いわゆる偽緊急症(pseudoemergencies)では一般的には降圧の適応はない.
▶高血圧緊急症の治療には,nifedipine(アダラート®)の舌下投与ではなく,経静脈投与で,降圧薬を使用すべきである.
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