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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻5号

2001年05月発行

文献概要

今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー ターニングポイントの判断

急性心筋梗塞—疑わしいが検査異常を認めない

著者: 松井邦彦1 松口武行2

所属機関: 1京都大学医学部附属病院総合診療部 2松口循環器科内科

ページ範囲:P.846 - P.848

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ポイント
 患者の病歴,身体所見などより,検査前確率の評価を試みる.
 診断に確信が持てない場合は,帰宅させずに経過観察を行う.また,検査結果が陰性でも専門医への紹介を躊躇しない.
 発症から6時間,CK-MBの経過を追うことで,心筋梗塞の除外はほぼ可能である.しかし,心筋梗塞以外の重要な疾患の鑑別もまた,重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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