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今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー ターニングポイントの判断
肺塞栓—疑ったらどうする?
著者: 大須賀房夫1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部救急部
ページ範囲:P.849 - P.851
文献購入ページに移動本症は様々な診療科で発症し,致死的となりうる疾患である.
呼吸困難や胸痛,失神を主訴とした患者を診療する場合は,常に本症を鑑別疾患として念頭に置くべきである.
心電図,動脈血液ガス分析,胸部X線,一般血液検査(凝固系を含む),心エコーのうち可能な検査を行い,疑わしい所見がある場合には,速やかに確定診断への検査を行い,専門医へコンサルトするべきである.
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