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文献概要
今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー 救急外来でのコミュニケーション
救急外来コミュニケーション—救急専門医の立場から
著者: 中島伸1
所属機関: 1大阪府立中河内救命救急センター
ページ範囲:P.865 - P.868
文献購入ページに移動さて,患者・家族とのコミュニケーションを「ちょっとした心掛けさえあれば誰にでもできること」と軽く考えては大変なことになる.コミュニケーションというものは技術と時間と場所が必要で,そのうえ記録に残さなくてはならない厄介なものである.そこで,筆者の経験から,救急外来におけるコミュニケーションについて,「やらなくてはならないこと」と「やってはいけないこと」をまとめた.筆者自身は3次救急施設に勤める脳神経外科医であり,いささか特殊な立場ではあるが,コミュニケーションの基本は共通であると信じている.
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