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今月の主題 臨床に活かす免疫学 免疫担当細胞のはたらき
NKT細胞
著者: 住田孝之1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系内科
ページ範囲:P.936 - P.939
文献購入ページに移動NKT細胞は,自己免疫病を制御する調節性T細胞として機能していると考えられる.
単一のT細胞受容体α鎖(TCRAV 24 AJ 18)を持つリンパ球である.
TCRAV 24+BV 11+DN T細胞としてフローサイトメトリー法で測定できる.
自己免疫病においてNKT細胞の減少がみられる.
NKT細胞減少のメカニズムとして,抗原の不足,NKT細胞の機能異常,抗原提示能力の低下が挙げられる.
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