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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻6号

2001年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床に活かす免疫学 自己免疫疾患 自己免疫疾患—各論

強皮症

著者: 黒川真奈絵1 加藤智啓1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.992 - P.994

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ポイント
 強皮症(SSc)は,皮膚硬化を主病変とする慢性炎症疾患である.病因は不明であるが,自己免疫疾患と考えられている.SScの末梢血および皮膚より,増殖T細胞クロノタイプが検出されたが,それらのTCRβ鎖CDR3領域のアミノ酸配列は全く異なっていた.SScの皮膚浸潤T細胞は皮膚特異的な抗原を認識して反応し,病態に関与している可能性が考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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