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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻6号

2001年06月発行

今月の主題 臨床に活かす免疫学

自己免疫疾患 自己免疫疾患—各論

抗リン脂質抗体症候群

著者: 市川健司1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科分子病態制御学講座第2内科

ページ範囲:P.1004 - P.1007

文献概要

ポイント
 抗リン脂質抗体症候群は,自己抗体である抗リン脂質抗体が血中に出現するのに伴い,習慣流産や各種動・静脈血栓症が起こる疾患である.
 代表的抗リン脂質抗体には,抗カルジオリピン抗体(抗β2-グリコプロテインI抗体),ループスアンチコアグラントがある.
 抗リン脂質抗体は,β2-グリコプロテインI,プロトロンビンなどのリン脂質結合蛋白が対応抗原である。
 抗リ脂質抗体症候群の治療として,抗血栓療法が行われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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