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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻6号

2001年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床に活かす免疫学 アレルギー性疾患

気管支喘息の診断と治療

著者: 岩本逸夫1

所属機関: 1千葉大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1017 - P.1019

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ポイント
気管支喘息は,気道のアレルギー性炎症が本態と考えられており,その結果気道過敏性が成立し,可逆的気道閉塞が起こる.アレルギー性気道炎症はTh2細胞活性化による好酸球性炎症で,それによるロイコトリエンなど炎症性メディエーターが気道閉塞の病態を形成する.したがって,喘息の薬物療法は気道炎症を抑える吸入ステロイドが基本となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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