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文献概要
今月の主題 臨床に活かす免疫学 アレルギー性疾患
気管支喘息の診断と治療
著者: 岩本逸夫1
所属機関: 1千葉大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1017 - P.1019
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気管支喘息は,気道のアレルギー性炎症が本態と考えられており,その結果気道過敏性が成立し,可逆的気道閉塞が起こる.アレルギー性気道炎症はTh2細胞活性化による好酸球性炎症で,それによるロイコトリエンなど炎症性メディエーターが気道閉塞の病態を形成する.したがって,喘息の薬物療法は気道炎症を抑える吸入ステロイドが基本となる.
気管支喘息は,気道のアレルギー性炎症が本態と考えられており,その結果気道過敏性が成立し,可逆的気道閉塞が起こる.アレルギー性気道炎症はTh2細胞活性化による好酸球性炎症で,それによるロイコトリエンなど炎症性メディエーターが気道閉塞の病態を形成する.したがって,喘息の薬物療法は気道炎症を抑える吸入ステロイドが基本となる.
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