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今月の主題 臨床に活かす免疫学 免疫不全症
原発性免疫不全症
著者: 小野寺雅史1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系血液内科
ページ範囲:P.1028 - P.1031
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原発性免疫不全症は,遺伝性素因により発症するT細胞,あるいはB細胞機能不全と定義され,複合免疫不全症,抗体欠乏症,ほかの明確に定義された免疫不全症の3群に大別される.
現在までADA欠損症,SCID-X1,慢性肉芽腫症に対して遺伝子治療が行われ,一部の症例で治療効果を認めている.
原発性免疫不全症は,遺伝性素因により発症するT細胞,あるいはB細胞機能不全と定義され,複合免疫不全症,抗体欠乏症,ほかの明確に定義された免疫不全症の3群に大別される.
現在までADA欠損症,SCID-X1,慢性肉芽腫症に対して遺伝子治療が行われ,一部の症例で治療効果を認めている.
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