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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻7号

2001年07月発行

今月の主題 内科医が知っておきたい外科的治療のUpdate

整形外科

特発性側彎症に対する手術

著者: 丸山徹1

所属機関: 1帝京大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1203 - P.1205

文献概要

ポイント
 特発性側彎症の多くは思春期に発症する.
 肋骨隆起により胸郭変形を知りうる.
 胸郭変形が大きいと肺活量が低下する,
 X線上Cobb角で側彎の大きさを表す.
 Cobb角50度以上が手術対象.
 手術の主流は後方矯正固定術.
 手術による矯正率は50〜60%.
 神経合併症の頻度は0.3〜0.7%.
 手術範囲の脊柱の可動性の消失と,より尾側の変性変化が問題になる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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