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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻7号

2001年07月発行

文献概要

今月の主題 内科医が知っておきたい外科的治療のUpdate 整形外科

新しい骨折治療—骨粗鬆症に伴う脆弱性骨折

著者: 小林千益1 湯澤洋平1 高岡邦夫1

所属機関: 1信州大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1218 - P.1220

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ポイント
 骨粗鬆症診療のゴールは骨折の予防である.骨粗鬆症の診断の後,各患者で骨折の危険因子を同定し,是正することが重要である.
 転位が大きい四肢の骨折は,手術治療を要することが多い.
 脊椎圧迫骨折は保存的に治療することが多いが,稀に偽関節となり疼痛が持続することがある.仰臥位X線側面像とMRIが診断に有用である.新しい治療として比較的侵襲が少ない「骨セメント注入+後方固定術」がある.本法は早期離床,早期リハビリテーションができる利点がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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