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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻8号

2001年08月発行

文献概要

今月の主題 Cognitive Disorder—内科医が知っておくべき認知機能障害 cognitive disorderとは

認知機能障害の症候

著者: 大塚美恵子1 植木彰1

所属機関: 1自治医科大学大宮医療センター神経内科

ページ範囲:P.1285 - P.1287

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認知機能障害
 知的能力は記憶力,計算力,一般的知識(インテリジェンス),図形の類似性の認識や順序の把握などのパターン認識,状況・文脈の認知,構成能力,抽象概念の理解などからなる総合的な判断能力である.これらの要素的な知的能力の障害が認知機能障害であり,結果として日常生活能力,家事能力,生活上の知恵,職業的な能力の障害が現れる.
 cognitive disorderにはせん妄,痴呆,健忘があるが,本稿では内科外来において遭遇する機会が最も多い痴呆性疾患,なかでもAlzheimer病における認知機能障害の症候を中心とし,その多彩な臨床症状をどう理解すべきかについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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