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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻8号

2001年08月発行

今月の主題 Cognitive Disorder—内科医が知っておくべき認知機能障害

痴呆

痴呆を呈する変性疾患の鑑別診断

著者: 長友秀樹1

所属機関: 1神奈川リハビリテーション病院神経科

ページ範囲:P.1328 - P.1330

文献概要

ポイント
 痴呆を呈する変性疾患の分類は,神経病理学的知見に基づいており,臨床的に鑑別しうる疾患は限られている.
 中心症状が,記憶・見当識障害,失語,失行などの中核的・要素的認知機能にあるか,人格変化・精神症状・行動異常にあるか,これに,早期から錐体外路系・小脳系などの神経学的症状が重畳するか,が鑑別点となる.
 発症早期には,SPECTなどの機能画像が有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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