文献詳細
文献概要
今月の主題 Cognitive Disorder—内科医が知っておくべき認知機能障害 痴呆
痴呆を呈する変性疾患の鑑別診断
著者: 長友秀樹1
所属機関: 1神奈川リハビリテーション病院神経科
ページ範囲:P.1328 - P.1330
文献購入ページに移動ポイント
痴呆を呈する変性疾患の分類は,神経病理学的知見に基づいており,臨床的に鑑別しうる疾患は限られている.
中心症状が,記憶・見当識障害,失語,失行などの中核的・要素的認知機能にあるか,人格変化・精神症状・行動異常にあるか,これに,早期から錐体外路系・小脳系などの神経学的症状が重畳するか,が鑑別点となる.
発症早期には,SPECTなどの機能画像が有用である.
痴呆を呈する変性疾患の分類は,神経病理学的知見に基づいており,臨床的に鑑別しうる疾患は限られている.
中心症状が,記憶・見当識障害,失語,失行などの中核的・要素的認知機能にあるか,人格変化・精神症状・行動異常にあるか,これに,早期から錐体外路系・小脳系などの神経学的症状が重畳するか,が鑑別点となる.
発症早期には,SPECTなどの機能画像が有用である.
掲載誌情報