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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻8号

2001年08月発行

文献概要

今月の主題 Cognitive Disorder—内科医が知っておくべき認知機能障害 トピックス

Alzheimer病研究の進歩

著者: 柳澤勝彦1

所属機関: 1国立長寿医療研究センター痴呆疾患研究部

ページ範囲:P.1386 - P.1387

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ポイント
 早発性家族性Alzheimer病の原因として発見されたpresenilin遺伝子がアミロイドβ蛋白産生酵素の1つ(γ-secretase)をコードする可能性が強く示唆された.
 Alzheimer病モデル動物に対してアミロイドβ蛋白・ワクチン療法が試みられ,老人斑の形成のみならず,行動実験上の障害も抑制されることが確認された.このことは新しい治療戦略の道を開いたと同時に,アミロイド仮説の正当性をあらためて支持した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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