文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応 神経系統への対応
癌性髄膜炎への対応
著者: 北川泰久1
所属機関: 1東海大学大磯病院神経内科
ページ範囲:P.1452 - P.1454
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癌性髄膜炎は,乳癌,肺癌,黒色腫,白血病,悪性リンパ腫に多い.
髄液では,細胞診が初回陰性でも,繰り返し行うことが大切である.
画像診断の特徴は,造影剤による脳底槽,大脳皮質円蓋,馬尾の増強効果と水頭症である.
治療は,放射線療法と髄腔内への化学療法である.抗癌剤として,固形癌にはmethotrexate,thiotepa,白血病や悪性リンパ腫にはcytosine-arabinosideを用いる.
癌性髄膜炎は,乳癌,肺癌,黒色腫,白血病,悪性リンパ腫に多い.
髄液では,細胞診が初回陰性でも,繰り返し行うことが大切である.
画像診断の特徴は,造影剤による脳底槽,大脳皮質円蓋,馬尾の増強効果と水頭症である.
治療は,放射線療法と髄腔内への化学療法である.抗癌剤として,固形癌にはmethotrexate,thiotepa,白血病や悪性リンパ腫にはcytosine-arabinosideを用いる.
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