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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻9号

2001年09月発行

文献概要

今月の主題 内科医ができる癌患者への対応 神経系統への対応

癌性髄膜炎への対応

著者: 北川泰久1

所属機関: 1東海大学大磯病院神経内科

ページ範囲:P.1452 - P.1454

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ポイント
 癌性髄膜炎は,乳癌,肺癌,黒色腫,白血病,悪性リンパ腫に多い.
 髄液では,細胞診が初回陰性でも,繰り返し行うことが大切である.
 画像診断の特徴は,造影剤による脳底槽,大脳皮質円蓋,馬尾の増強効果と水頭症である.
 治療は,放射線療法と髄腔内への化学療法である.抗癌剤として,固形癌にはmethotrexate,thiotepa,白血病や悪性リンパ腫にはcytosine-arabinosideを用いる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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