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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻9号

2001年09月発行

今月の主題 内科医ができる癌患者への対応

神経系統への対応

脊髄圧迫症候群の早期発見と治療

著者: 星野晴彦1

所属機関: 1東京都済生会中央病院神経内科

ページ範囲:P.1456 - P.1458

文献概要

ポイント
 脊髄圧迫は癌患者の約5%に認められ,緊急性を要する疾患である.
 原発巣としては,乳腺,肺,前立腺が多い.
 臨床症状は,疼痛,運動麻痺,感覚障害,自律神経障害である.
 診断にはMRが最も有用である.
 ステロイドの早急な投与と放射線治療が必要であり,手術適応についても考慮する.
 歩行可能なうちに治療を開始することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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