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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻9号

2001年09月発行

今月の主題 内科医ができる癌患者への対応

血液学的異常への対応

急性型播種性血管内血液凝固症候群(急性型DIC)

著者: 鈴木憲史1

所属機関: 1日赤医療センター血液内科

ページ範囲:P.1472 - P.1473

文献概要

ポイント
 DIC治療の原則は,まず原因となる基礎疾患を治療することである.
 そして,凝固線溶系システムが破綻する前に,早急にDICの診断を確定し,ヘパリン療法を開始し,必要に応じて血小板や新鮮凍結血漿の補充療法を行うことである.
 手術不能な進行癌などでの,やや慢性化したDICに対しては,年齢,現病の予後,出血症状などの重症度を総合的に判断してから治療方針を決める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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