文献詳細
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応
血液学的異常への対応
文献概要
ポイント
DIC治療の原則は,まず原因となる基礎疾患を治療することである.
そして,凝固線溶系システムが破綻する前に,早急にDICの診断を確定し,ヘパリン療法を開始し,必要に応じて血小板や新鮮凍結血漿の補充療法を行うことである.
手術不能な進行癌などでの,やや慢性化したDICに対しては,年齢,現病の予後,出血症状などの重症度を総合的に判断してから治療方針を決める.
DIC治療の原則は,まず原因となる基礎疾患を治療することである.
そして,凝固線溶系システムが破綻する前に,早急にDICの診断を確定し,ヘパリン療法を開始し,必要に応じて血小板や新鮮凍結血漿の補充療法を行うことである.
手術不能な進行癌などでの,やや慢性化したDICに対しては,年齢,現病の予後,出血症状などの重症度を総合的に判断してから治療方針を決める.
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