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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻9号

2001年09月発行

今月の主題 内科医ができる癌患者への対応

血液学的異常への対応

hyperviscosity syndrome

著者: 上村由樹1

所属機関: 1高知医科大学第3内科

ページ範囲:P.1478 - P.1480

文献概要

ポイント
 原発性マクログロブリン血症や多発性骨髄腫において,腫瘍細胞から分泌されるM蛋白が血液粘度を上昇させ,hyperviscosity syndromeをもたらす.
 本症候群は,出血,神経症状,眼症状が主体である.
 血漿交換療法は血漿蛋白異常による症状の改善に有効だが,原則として原疾患の治療を優先する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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