文献詳細
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応
血液学的異常への対応
文献概要
ポイント
原発性マクログロブリン血症や多発性骨髄腫において,腫瘍細胞から分泌されるM蛋白が血液粘度を上昇させ,hyperviscosity syndromeをもたらす.
本症候群は,出血,神経症状,眼症状が主体である.
血漿交換療法は血漿蛋白異常による症状の改善に有効だが,原則として原疾患の治療を優先する.
原発性マクログロブリン血症や多発性骨髄腫において,腫瘍細胞から分泌されるM蛋白が血液粘度を上昇させ,hyperviscosity syndromeをもたらす.
本症候群は,出血,神経症状,眼症状が主体である.
血漿交換療法は血漿蛋白異常による症状の改善に有効だが,原則として原疾患の治療を優先する.
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