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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻9号

2001年09月発行

文献概要

今月の主題 内科医ができる癌患者への対応 治療に伴う合併症への対応

嘔気・嘔吐

著者: 小泉和三郎1 田辺聡1 長場静香1 樋口勝彦1 西元寺克禮1

所属機関: 1北里大学医学部内科Ⅰ

ページ範囲:P.1521 - P.1523

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ポイント
 嘔気・嘔吐は,癌の化学療法において患者が最も苦痛を感じる薬物有害反応の一つである.
 嘔気・嘔吐は食欲不振,脱水,電解質異常,Mallory-Weiss症候群などを併発する.
 患者のquality of life(QOL)の向上を図るためには,これら薬物有害反応の発現を抑制することがきわめて重要である.
 5-HT3受容体拮抗剤は第一選択薬であり,ステロイド剤との併用がより効果的である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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