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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻9号

2001年09月発行

文献概要

今月の主題 内科医ができる癌患者への対応 治療に伴う合併症への対応

抗癌剤と心毒性

著者: 石川道郎1 山口徹1

所属機関: 1東邦大学医学部附属大橋病院第3内科

ページ範囲:P.1528 - P.1530

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ポイント
 抗癌剤の心毒性は,不可逆性で致死的となることが多く,細心の注意が必要である.
 anthracyclin系抗癌剤は,心毒性が使用上の制約となっている.
 doxorubicinの慢性心毒性は拡張型心筋症様の病態を呈し,蓄積毒性で総投与量に比例して発症頻度が増加する.
 cyclophosphamideは,anthracyclin系抗癌剤の心毒性を増強する

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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