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文献概要
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応 治療に伴う合併症への対応
抗癌剤と心毒性
著者: 石川道郎1 山口徹1
所属機関: 1東邦大学医学部附属大橋病院第3内科
ページ範囲:P.1528 - P.1530
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抗癌剤の心毒性は,不可逆性で致死的となることが多く,細心の注意が必要である.
anthracyclin系抗癌剤は,心毒性が使用上の制約となっている.
doxorubicinの慢性心毒性は拡張型心筋症様の病態を呈し,蓄積毒性で総投与量に比例して発症頻度が増加する.
cyclophosphamideは,anthracyclin系抗癌剤の心毒性を増強する
抗癌剤の心毒性は,不可逆性で致死的となることが多く,細心の注意が必要である.
anthracyclin系抗癌剤は,心毒性が使用上の制約となっている.
doxorubicinの慢性心毒性は拡張型心筋症様の病態を呈し,蓄積毒性で総投与量に比例して発症頻度が増加する.
cyclophosphamideは,anthracyclin系抗癌剤の心毒性を増強する
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