文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応 癌患者の共通問題への対応
疼痛の除去
著者: 土井克史1 斉藤洋司1
所属機関: 1島根医科大学麻酔学教室
ページ範囲:P.1544 - P.1546
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癌性疼痛は多彩な病態であるので,個々の患者の疼痛の原因,性質を把握し,適切な治療法を選択することがその除去には重要である.
モルヒネの副作用の対策としては,モルヒネ投与の減量,中止を極力避け,対症薬を十分に使用する.
神経ブロック,放射線療法,精神療法なども有用性が高いので,専門医への紹介を速やかに行うことも大切である.
癌性疼痛は多彩な病態であるので,個々の患者の疼痛の原因,性質を把握し,適切な治療法を選択することがその除去には重要である.
モルヒネの副作用の対策としては,モルヒネ投与の減量,中止を極力避け,対症薬を十分に使用する.
神経ブロック,放射線療法,精神療法なども有用性が高いので,専門医への紹介を速やかに行うことも大切である.
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