文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002 呼吸器感染症
院内肺炎の治療
著者: 青木信樹1
所属機関: 1信楽園病院内科
ページ範囲:P.80 - P.84
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院内肺炎の原因微性物は市中肺炎と異なり,緑膿菌,黄色ブドウ球菌,腸内細菌が主であり,免疫不全患者では,Pneumocystis carinii,cytomegalovirus,結核菌,Legionellaも念頭に置く必要がある.
抗菌薬の選択は,宿主病態,肺炎の重症度を勘案して行い,段階的な治療を避け,最初から広域かつ強力な抗菌薬を十分量使用し,可能な限り短期間で治療は終了する.
院内肺炎の原因微性物は市中肺炎と異なり,緑膿菌,黄色ブドウ球菌,腸内細菌が主であり,免疫不全患者では,Pneumocystis carinii,cytomegalovirus,結核菌,Legionellaも念頭に置く必要がある.
抗菌薬の選択は,宿主病態,肺炎の重症度を勘案して行い,段階的な治療を避け,最初から広域かつ強力な抗菌薬を十分量使用し,可能な限り短期間で治療は終了する.
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