文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002 呼吸器感染症
膿胸の治療
著者: 渡辺秀裕1 関根秀明1
所属機関: 1杏林大学医学部第1内科
ページ範囲:P.88 - P.90
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原因疾患は肺感染症からの波及が多く肺化膿症の合併もあるが,悪性疾患の可能性も念頭に入れておくべきである.嫌気性菌の関与が多く,積極的に胸腔ドレナージ,穿刺排膿を行い膿胸腔を消失させること,適切な抗菌化学療法を選択することが重要であり,状況に応じてUK療法,VATS療法などを積極的に選択することも大切と思われる.
原因疾患は肺感染症からの波及が多く肺化膿症の合併もあるが,悪性疾患の可能性も念頭に入れておくべきである.嫌気性菌の関与が多く,積極的に胸腔ドレナージ,穿刺排膿を行い膿胸腔を消失させること,適切な抗菌化学療法を選択することが重要であり,状況に応じてUK療法,VATS療法などを積極的に選択することも大切と思われる.
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