文献詳細
今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002
免疫異常が関与する肺疾患
文献概要
ポイント
IPFに関する国際合意声明では,ステロイド薬と免疫抑制剤(シクロホスファミドあるいはアザチオプリン)の併用療法が推奨療法とされた.
皮膚筋炎・多発性筋炎に伴う間質性肺炎では,シクロスポリンが有効な場合がある.
Wegener肉芽腫症では,緩解率,再発率,生存率の観点からステロイド薬とCPAの併用療法が第1選択の治療法である.
びまん性肺胞出血では,重症な場合やステロイド療法への反応性が不良の場合は,早期に免疫抑制剤を併用すべきである.
ステロイド依存性喘息において,メトトレキサートやシクロスポリンによりステロイド減量が可能な場合がある.
IPFに関する国際合意声明では,ステロイド薬と免疫抑制剤(シクロホスファミドあるいはアザチオプリン)の併用療法が推奨療法とされた.
皮膚筋炎・多発性筋炎に伴う間質性肺炎では,シクロスポリンが有効な場合がある.
Wegener肉芽腫症では,緩解率,再発率,生存率の観点からステロイド薬とCPAの併用療法が第1選択の治療法である.
びまん性肺胞出血では,重症な場合やステロイド療法への反応性が不良の場合は,早期に免疫抑制剤を併用すべきである.
ステロイド依存性喘息において,メトトレキサートやシクロスポリンによりステロイド減量が可能な場合がある.
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