文献詳細
今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002
その他
文献概要
ポイント
長期(在宅)酸素療法は,慢性呼吸不全患者の予後を改善するエビデンスがあり,安静時の基準(Pao2<55 Torr)のみならず,睡眠時や運動時のさらなる低酸素血症の程度に応じて,効率良く酸素を投与しなければならない.
近年普及しつつある鼻マスクによるNPPVは従来のIPPVに比して,挿管しない点から多くのメリットを有するが,意識障害や痰の喀出困難,循環動態が不安定などの場合は,速やかにIPPVへ移行しなければならない.
長期(在宅)酸素療法は,慢性呼吸不全患者の予後を改善するエビデンスがあり,安静時の基準(Pao2<55 Torr)のみならず,睡眠時や運動時のさらなる低酸素血症の程度に応じて,効率良く酸素を投与しなければならない.
近年普及しつつある鼻マスクによるNPPVは従来のIPPVに比して,挿管しない点から多くのメリットを有するが,意識障害や痰の喀出困難,循環動態が不安定などの場合は,速やかにIPPVへ移行しなければならない.
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