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今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎 B型肝炎 治療法の選択と一般医の役割
治療薬の種類と基本的な選択
著者: 長谷川潔1 城里穂1 鳥居信之1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.1699 - P.1701
文献購入ページに移動B型慢性肝炎は自然経過で改善することもあり,また抗ウイルス薬によってもウイルスを完全に排除できないため,治療方針の基準を設定することが難しい.
インターフェロンもラミブジンも,投与開始時のALTが正常上限の5倍以上ある患者でそのseroconversion率が高い.
HBe抗原陰性の慢性活動性肝炎ではラミブジンが適応となるが,中止時期の決定が難しい.
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