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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻10号

2002年10月発行

今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎

B型・C型肝炎患者への教育

慢性肝炎患者への仕事,学校,運動などの生活指導

著者: 橋本直明1 松浦広1 松川雅也1 関川憲一郎1 高倉裕一1

所属機関: 1東京逓信病院消化器科

ページ範囲:P.1745 - P.1749

文献概要

ポイント
 慢性肝炎患者の生活指導について,EBMは確立されていない.
 過度の生活制限は必要でないが,肝硬変への進展に伴って制限が強まる.
 病気療養は衣食住と基本的生活習慣の確立が前提であり,慢性肝炎ではさらに炎症や線維化の程度,B型・C型肝炎ウイルスの別,年齢などを考慮して,生活指導を行う.
 飲酒,肥満,過労を避け,適度な運動と適正な食事が肝要である.
 長期療養のため,患者の気持ちを引き立て,前向きにする,医師の心配りも大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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