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増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 循環器薬
抗凝固薬(ワーファリン,ヘパリン,フラグミン,ノバスタン,スロンノン)
著者: 副島弘文1 小川久雄1 岸川秀樹2
所属機関: 1熊本大学保健管理センター 2熊本大学医学部循環器内科
ページ範囲:P.51 - P.53
文献購入ページに移動ワーファリン®(ワルファリンカリウム)の適応症は,静脈血栓症,心筋梗塞症,肺塞栓症,脳塞栓症,緩徐に進行する脳血栓症の治療および予防である.
ノボ・ヘパリン®(ヘパリンナトリウム)とヘパリンナトリウム注N®(ヘパリンナトリウム)の適応症は同じで,汎発性血管内血液凝固症候群の治療,血液透析・人工心肺その他の体外循環装置使用時の血液凝固の防止,血管カテーテル挿入時の血液凝固の防止,輸血および血液検査の際の血液凝固の防止,血栓塞栓症(静脈血栓症,心筋梗塞症,肺塞栓症,脳塞栓症,四肢動脈血栓塞栓症,手術中・術後の血栓塞栓症など)の治療および予防である.
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