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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

文献概要

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 循環器薬

プロスタグランジン製剤(プロスタンディン,リプル,オパルモン,プロサイリン)

著者: 渡辺郁能1 上松瀬勝男2

所属機関: 1駿台日本大学病院循環器科 2日本大学内科学講座内科2部門

ページ範囲:P.58 - P.59

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 プロスタグランジン製剤は強力な血管拡張物質の一つであり,閉塞性動脈硬化症をはじめとする末梢循環障害(図1)に対して有効である.注射用プロスタグランジンは末梢血管拡張・血小板凝集抑制・赤血球変形態改善・活性酸素産生抑制など血液と血管壁の両面に作用し,心機能・血圧・呼吸に対する影響が比較的少ない薬剤である.近年使用できる製剤が増え,動脈内・静脈内投与や経口投与も可能になり応用範囲も拡大されてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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