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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

文献概要

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 消化器薬

プロトンポンプ阻害薬(オメプラール,オメプラゾン,タケプロン,パリエット)

著者: 山口康晴1 高橋信一1

所属機関: 1杏林大学医学部第3内科

ページ範囲:P.83 - P.85

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薬剤の種類と適応
 プロトンポンプ阻害薬(PPI)は,現在われわれが使用しうる最も強力な胃酸分泌抑制薬であり,オメプラゾール(オメプラール®,オメプラゾン®),ランソプラゾール(タケプロン®),ラベプラゾール(パリエット®)の3種類が使用可能である.その適応疾患は,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,逆流性食道炎,Zollinger-Ellison症候群である.さらにオメプラゾールおよびランソプラゾールは,消化性潰瘍に対するHelicobacter pylori(H. pylori)除菌療法における併用薬として使用が認められ,また同2剤は再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法において長期投与が認められている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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