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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用

消化器薬

特殊組成電解質液(ニフレック)

著者: 和田亮一1

所属機関: 1亀田総合病院消化器内科

ページ範囲:P.104 - P.105

文献概要

適応
本剤は,大腸内視鏡検査および大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除を目的として使用される特殊組成電解質液(表1)である.1980年にDavisら1)がポリエチレングリコールと電解質からなる経口腸管洗浄液を考案し,本邦においては上野ら2)によって大腸内視鏡検査の前処置におけるその有用性が報告されている.前処置はいかなる検査においても,被検者に負担が少なく受容性が高く,簡便でしかも精密な検査を可能とするものでなければならないが,ニフレック®はBrown法3)を基本としたこれまでの各種の方法より優れた評価が得られ,広く用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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