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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用

消化器薬

C型肝炎ウイルス治療薬(レベトール)

著者: 菊池健太郎1 宮川浩1

所属機関: 1帝京大学溝口病院第4内科

ページ範囲:P.124 - P.126

文献概要

 リバビリン(レベトール®)は1972年に合成されたプリンヌクレオシドアナログで,ウイルスの増殖を複数の作用点で阻害する薬剤である.1991年にC型慢性肝炎に対する治療結果が報告されたが,本剤単独では十分な抗ウイルス効果は得られなかった1).しかしその後インターフェロン(IFN)との併用療法の有用性が確認され2,3),難治性といわれるHCV genotype Ibで高ウイルス量(100kcopies/ml以上,1Meq/ml以上)を示す症例に対する新しい治療法として登場した.本稿では本剤の使用に際しての注意事項を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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