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増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 呼吸器薬
粘液溶解薬(ビソルボン,ムコフィリン)
著者: 古田島太1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学呼吸器内科
ページ範囲:P.146 - P.147
文献購入ページに移動 粘液溶解薬は,粘液の粘稠度を低下させることにより,痰の喀出を促す薬剤である.
代表的薬剤であるビソルボン®(塩酸ブロムヘキシン)は,気管支粘膜および粘膜下気管支腺の分泌を活性化し,漿液性分泌を増加させることにより,気管支粘膜の杯細胞および気管支腺において粘液溶解作用を示す.また,線毛運動亢進作用も認められている.経口薬(錠剤,細粒,シロップ),注射薬,吸入薬の各種剤型が用意されており,使用頻度の高い薬剤である.
代表的薬剤であるビソルボン®(塩酸ブロムヘキシン)は,気管支粘膜および粘膜下気管支腺の分泌を活性化し,漿液性分泌を増加させることにより,気管支粘膜の杯細胞および気管支腺において粘液溶解作用を示す.また,線毛運動亢進作用も認められている.経口薬(錠剤,細粒,シロップ),注射薬,吸入薬の各種剤型が用意されており,使用頻度の高い薬剤である.
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