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文献概要
増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 呼吸器薬
粘膜潤滑薬(ムコソルバン,ムコサール)
著者: 三上正志1
所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター第3内科
ページ範囲:P.148 - P.149
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塩酸アンブロキソール(ムコソルバン®,ムコサール®など)の作用機序は,気道の分泌性上皮細胞(杯細胞)や粘膜下分泌腺からの分泌の亢進,クララ細胞からの顆粒状物質の分泌亢進,肺胞II型細胞からのサーファクタント分泌の促進を通じて喀痰の排出経路である気道を潤滑にし,喀出を容易にすることである1,2).剤型としては錠(15mg),液(7.5mg/ml),Lカプセル(45mg),シロップ(3mg/ml),ドライシロップ(15mg/g)がある.塩酸アンブロキソール・錠,同・液,同・Lカプセルの共通した適応疾患として,下記疾患の去痰が挙げられる.
塩酸アンブロキソール(ムコソルバン®,ムコサール®など)の作用機序は,気道の分泌性上皮細胞(杯細胞)や粘膜下分泌腺からの分泌の亢進,クララ細胞からの顆粒状物質の分泌亢進,肺胞II型細胞からのサーファクタント分泌の促進を通じて喀痰の排出経路である気道を潤滑にし,喀出を容易にすることである1,2).剤型としては錠(15mg),液(7.5mg/ml),Lカプセル(45mg),シロップ(3mg/ml),ドライシロップ(15mg/g)がある.塩酸アンブロキソール・錠,同・液,同・Lカプセルの共通した適応疾患として,下記疾患の去痰が挙げられる.
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