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増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 呼吸器薬
第1世代交感神経刺激薬(ボスミン,メジヘラー・イソ,アロテック)
著者: 藤井一彦1 後藤英介1 興梠博次1
所属機関: 1熊本大学医学部第1内科
ページ範囲:P.152 - P.153
文献購入ページに移動第1世代交感神経刺激薬の主な薬剤としてはエピネフリン,イソプロテレノール,オルシプロナリンなどがあり,通常は気管支喘息の発作治療薬(リリーバー)として用いられる.エピネフリンは臨床で用いられた初めての合成β受容体刺激薬であるが,β作用よりはα作用が強く,一般には中等〜重症の気管支喘息発作時に皮下あるいは筋肉内注射薬として使用される.またbrittleasthma,特に比較的安定した状態から,突然予期せぬ重症発作を起こすtype 2のbrittleasthmaとよばれる病型には有効性が高いとされている.
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