文献詳細
増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
呼吸器薬
文献概要
適応
抗アレルギー薬は,広義にはアレルギー性炎症を抑制する薬を指し,狭義にはIgEを介するアレルギー反応,すなわち即時型あるいはI型アレルギー反応に関与する化学伝達物質,すなわち炎症性メディエーター(表1)1)の遊離や作用を調節する薬剤の総称である.本稿では,そのなかでトロンボキサンA2阻害薬について述べる.この薬には,トロンボキサンA2合成酵素阻害薬とトロンボキサンA2拮抗薬(受容体拮抗薬)の2種類がある(表2).
抗アレルギー薬は,広義にはアレルギー性炎症を抑制する薬を指し,狭義にはIgEを介するアレルギー反応,すなわち即時型あるいはI型アレルギー反応に関与する化学伝達物質,すなわち炎症性メディエーター(表1)1)の遊離や作用を調節する薬剤の総称である.本稿では,そのなかでトロンボキサンA2阻害薬について述べる.この薬には,トロンボキサンA2合成酵素阻害薬とトロンボキサンA2拮抗薬(受容体拮抗薬)の2種類がある(表2).
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