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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用

呼吸器薬

抗結核薬(アプテシン,ヒドラ,イスコチン,エサンブドール,ピラマイド,硫酸ストレプトマイシン)

著者: 倉島篤行1

所属機関: 1国立療養所東京病院臨床研究部

ページ範囲:P.186 - P.189

文献概要

 抗結核薬は一般に多剤併用が原則であり,副作用出現はどの薬剤が責任薬剤かわかりがたいことが多い.重篤な副作用出現時は全薬剤を中止し,可能性が低いと考えられる薬剤から1剤ずつ,経過をみながら再投与するのが原則である.この過程は比較的長期を要するので,この間の化学療法をカバーする観点から,該当副作用とは無関係と考えられる他抗結核薬(注射薬を含む)をこの期間投与すべきである.
 以下,結核症の標準治療に用いられる薬剤の主な副作用について記載する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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