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文献概要
増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 代謝・栄養障害薬
インスリン抵抗性改善薬(アクトス)
著者: 小林正1
所属機関: 1富山医科薬科大学第1内科
ページ範囲:P.228 - P.230
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2型糖尿病の患者で,食事・運動療法は無効で軽症〜中等症の糖尿病患者が適応となる・肥満でインスリン抵抗性の有するものほど有効であるので,インスリン抵抗性の指標であるHOMA-IR*の高いものに効果がみられる.また,男性よりも女性により有効である.1型糖尿病には適応とならない.SU剤など,治療していた患者が無効になった場合には,インスリン抵抗性改善薬を併用投与することにより,血糖が改善することもある.また最近,α—グルコシダーゼ阻害薬との併用も,保険適用が認可された.
2型糖尿病の患者で,食事・運動療法は無効で軽症〜中等症の糖尿病患者が適応となる・肥満でインスリン抵抗性の有するものほど有効であるので,インスリン抵抗性の指標であるHOMA-IR*の高いものに効果がみられる.また,男性よりも女性により有効である.1型糖尿病には適応とならない.SU剤など,治療していた患者が無効になった場合には,インスリン抵抗性改善薬を併用投与することにより,血糖が改善することもある.また最近,α—グルコシダーゼ阻害薬との併用も,保険適用が認可された.
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