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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用

神経・筋疾患薬

ドパミン受容体アゴニスト(パーロデル,ペルマックス,カバサール,ドミン)

著者: 野元正弘1

所属機関: 1愛媛大学医学部臨床薬理学創薬・育薬センター

ページ範囲:P.266 - P.268

文献概要

 ドパミン受容体アゴニストは,ドパミン受容体を刺激して,ドパミン神経機能を高める薬である.現在,Parkinson病や下垂体腫瘍,産後の乳漏症の治療に用いられている.前者ではドパミンの不足によって起こるParkinson病の症状に対して,ドパミン受容体アゴニストを用いた補充療法である.後者は隆起漏斗系のドパミン神経が下垂体におけるプロラクチン分泌の抑制因子であることから,ドパミン受容体アゴニストによりプロラクチンの分泌を抑制するものである.
 本稿では,前者の適応について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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