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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

文献概要

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 神経・筋疾患薬

脳循環改善薬(サアミオン,ケタス,セロクラール)

著者: 篠原伸顕1 関山西里1 北川泰久1

所属機関: 1東海大学医学部付属大磯病院神経内科

ページ範囲:P.275 - P.277

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 脳卒中の後遺症として頻度が高いものに,自覚症状としての頭重感,めまい,精神症候としての自発性の低下,抑うつ気分,知的機能の低下などがある.これらの後遺症が起こる病態として,脳循環代謝の障害が想定されている.
 脳卒中後遺症に対する治療の中心は薬物療法であり,最初に薬物が用いられたのは約40数年前である.その後,多くの脳循環改善薬が開発されたが,最近の厚生省の指導による見直しにより,かなりの薬物が承認の取り消しを受けた1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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