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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

文献概要

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 抗炎症薬・リウマチ性疾患薬

アリール酢酸系(ボルタレン,インダシン,インテバンSP,クリノリル,インフリー,ハイペン,オステラック,レリフェン)

著者: 川合眞一1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.330 - P.331

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 アリール酢酸系の非ステロイド抗炎症薬(non—steroidal anti-inflammatory drugs:NSAIDs)は,一般に強力な薬物を多く含む薬物群とされてきた.しかし,近年の研究により,こうした化学構造によるNSAIDsの差別化よりは,シクロオキシゲナーゼ(cyclooxygenage:COX)選択性,血中半減期,プロドラッグといったNSAIDsのもつ機能で分けるほうが実際的であることが明らかとなってきた.そこで,本稿ではアリール酢酸系に含まれる薬物の副作用と相互作用の特徴について,以上の視点からまとめてみたい.なお,本稿で扱うNSAIDsは,ジクロフェナク(ボルタレン®),インドメタシン(インダシン®,インテバンSP®),スリンダク(クリノリル®),インドメタシンファルネシル(インフリー®),エトドラク(ハイペン®,オステラック®),ナブメトン(レリフェン®)である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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