icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

文献概要

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 抗炎症薬・リウマチ性疾患薬

痛風発作予防薬(コルヒチン)

著者: 藤森新1

所属機関: 1帝京大学医学部内科

ページ範囲:P.337 - P.339

文献購入ページに移動
適応
コルヒチン®(コルヒチン)は痛風発作の予防として,予感期に0.5mg(1錠)使用して発作の進展を防止する.日本医薬品集には痛風発作の寛解に,1日3〜4mg(6〜8錠)を6〜8回に分けて分服すると記載されているが,発作の寛解には非ステロイド抗炎症薬(NSAID)を使用すべきである.尿酸降下薬の開始後に痛風発作を予防する目的で,1日0.5mgを尿酸降下薬に併用してしばらく連用するコルヒチンカバーと呼ばれる使用法もある.その他,保険適用はないがBehçet病,アミロイドーシス,原発性胆汁性肝硬変などの治療にも使われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら