文献詳細
増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
内分泌疾患薬
文献概要
適応
プロゲステロン製剤は,製剤により多少異なるが,以下のような臨床的適応がある.
①無月経,②月経周期異常(希発月経,多発月経),③月経量異常(過少月経,過多月経),④機能性子宮出血,⑤黄体機能不全,⑥切迫流・早産,⑦習慣性流・早産,⑧乳癌,⑨子宮体癌,⑩前立腺癌,⑪前立腺肥大.
以上のようにその多くが産婦人科領域である.しかし,近年では閉経後骨粗穎症に対するホルモン補充療法(hormone replacement therapy:HRT)として,内科領域などでも処方されることが多い.この場合,プロゲステロン製剤はエストロゲン単独投与による子宮内膜増殖および子宮体癌の発生を抑制する目的で使用するので,子宮を摘出した者に対して併用する必要はない.
プロゲステロン製剤は,製剤により多少異なるが,以下のような臨床的適応がある.
①無月経,②月経周期異常(希発月経,多発月経),③月経量異常(過少月経,過多月経),④機能性子宮出血,⑤黄体機能不全,⑥切迫流・早産,⑦習慣性流・早産,⑧乳癌,⑨子宮体癌,⑩前立腺癌,⑪前立腺肥大.
以上のようにその多くが産婦人科領域である.しかし,近年では閉経後骨粗穎症に対するホルモン補充療法(hormone replacement therapy:HRT)として,内科領域などでも処方されることが多い.この場合,プロゲステロン製剤はエストロゲン単独投与による子宮内膜増殖および子宮体癌の発生を抑制する目的で使用するので,子宮を摘出した者に対して併用する必要はない.
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