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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用

血液疾患薬

ヒト免疫グロブリン製剤(ヴェノグロブリン—IH)

著者: 松野直史1 麻生範雄1

所属機関: 1熊本大学医学部第2内科

ページ範囲:P.380 - P.382

文献概要

適応
ポリエチレングリコール処理ヒト免疫グロブリン(ヴェノグロブリン—IH®)の適応疾患は,①低ならびに無ガンマグロブリン血症,②重症感染症における抗生物質との併用,③特発性血小板減少性紫斑病(他剤が無効で,著明な出血傾向があり,外科的処置または出産など一時的止血管理を必要とする場合),④川崎病の急性期(重症であり,冠動脈障害の発生の危険がある場合)である.適応関連の注意として,川崎病に用いる場合は,発症後7日以内に投与を開始することが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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