icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

文献概要

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 感染症薬

セフェム系第2世代(パンスポリン,セフメタゾン)

著者: 武田多一1 武田裕子2

所属機関: 1琉球大学医学部救急医学 2琉球大学医学部附属病院地域医療部

ページ範囲:P.394 - P.395

文献購入ページに移動
適応
(1)第1世代と比較してグラム陽性菌に対する有効性では劣るが,βラクタマーゼに対する安定性が増強されており,グラム陰性菌であるインフルエンザ菌,バクテロイデス,モラクセラ,髄膜炎菌に対する抗菌力に優れている.広域スペクトラムの抗菌薬として頻用される.緑膿菌には無効.
(2)セフォチアム(CTM:パンスポリン®)は,呼吸器や耳鼻科領域の市中感染によく用いられる.嫌気性菌には全く抗菌作用を有しない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?