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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻11号

2002年10月発行

文献概要

増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用 感染症薬

ホスホマイシン系(ホスミシンS)

著者: 笠原寿郎1

所属機関: 1金沢大学医学部呼吸器内科

ページ範囲:P.416 - P.417

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 ホスホマイシン(FOM)は1969年,アメリカのメルク社とスペインのセパ社によって共同開発されて,日本では1980年より臨床応用されている.ホスホマイシンは図1のようなエポキシ環とC—P結合の両方を併せもつユニークな化学構造で,分子量は138.1と低分子の薬剤である.本物質の遊離酸は不安定であるが,カルシウム塩およびナトリウム塩はそれぞれ安定で,前者は経口薬,後者は注射剤・外用剤として製品化され,使用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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